ここから本文です

2018/10/26

<鳳仙花>◆「所得主導成長」への提言◆

 今年のノーベル経済学賞を受賞したニューヨーク大学のポール・ローマー教授が、文在寅政権が進める「所得主導成長政策」について「所得の増加が新たな技術の習得に繋がることが政策成功の鍵だ」と述べた。政府の政策で増えた所得が消費に繋がれば、それが生産、投資に結びついて自然に成長するのではなく、技術訓練などの教育に投資され、生産性を高めるのに使われてこそ長期成長が可能だという助言だ。技術革新が経済成長を生む仕組みを明らかにした「内生的成長理論」の大家らしい助言だ。


つづきは本紙へ