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2020/09/04

<鳳仙花>◆新生児30万人割れの韓国◆

 韓国の少子化が世界一のスピードで進行している。統計庁によると、今年上半期(1~6月)に生まれた新生児は14万2663人にとどまり、過去最低を記録。史上初めて年間30万人割れが現実となった。1970年には100万人を超えていたことを考えると、3分の1以下の凄まじい減少だ。結婚しない傾向にも拍車がかかり、上半期の婚姻届は10万9287件とこれまた過去最低だ。

 問題の深刻性について、統計庁関係者は「30代前半の女性の人口が減少しているうえ、婚姻も8年連続で減少しており、2016年以降は減少幅が大きくなった。結婚の減少だけでなく、徐々に結婚時期が遅くなっていることも出生児数の減少に影響を及ぼしている」と述べた。つまり、今後も新生児は減少するということだ。

 1人の女性が生涯に生む子どもの数にあたる合計特殊出生率は18年に初めて1人台の線が崩れた後、引き続き下落している。OECD(経済協力開発機構)36カ国のうちで合計特殊出生率が1人未満の国は韓国が唯一だ。


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