ハワイには韓国人移民の子孫が約2万人いる。その韓国系住民がルーツの文化を忘れないために活動する女性がいる。ユ・ソンヒ米国ハワイマウイ韓人会副会長（51）だ。
ユ副会長は、「120年前、ハワイに最初の足を踏み入れた韓国人移民らは、サトウキビ農場で苦しい労働をしながらも、上海臨時政府に義援金を送るなど独立運動に協力した。また、苦しい生活の中でも、食料が手に入ると先住民の人たちと分けあった。先人たちの労苦を忘れないように、韓人会は毎年２回、韓人無縁墓地を訪れ整備している」と説明する。
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