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2009/05/29

<フォトニュース> 朴賛郁(パク・チャヌク)監督の「コウモリ」が審査員賞

朴賛郁(パク・チャヌク)監督の「コウモリ」が審査員賞

 第62回カンヌ国際映画祭で、パク・チャヌク監督の映画「コウモリ」(英題:サースト)が審査員賞を受賞した。

 審査員賞は、パルムドール賞、グランプリ(審査員特別大賞)に次ぐ賞。朴監督はすでに「オールド・ボーイ」でグランプリを受賞しており、今回は2度目のカンヌ受賞となる。

 受賞後、「真の芸術家になるにはまだ遠いようだ。ただ自分に分かるのは創作の楽しみだけだ。創作の楽しさが映画をつくる原動力だ」と感想を語った。

 「コウモリ」は、神父サンヒョン(ソン・ガンホ氏)の道徳的ジレンマを描いた作品。ワクチン開発実験に賛同したサンヒョンが輸血後に吸血鬼と化し、友人の妻テジュ(キム・オクビン氏)との愛、殺人が展開されるストーリー。