済州島が、「世界７大自然景観」に選ばれた。スイスに本部を置く非営利団体のニューセブンワンダーズ（新７不思議）財団のホームページで、世界中の28の候補地の中から電話、インターネットによる得票結果が発表された。

　済州市の済州アートセンターで12日未明、結果を待ちわびた汎国民推進委員会関係者から喚声が起こった。鄭雲燦委員長は、「自然環境をきちんと保全している環境に優しい先進国として印象付けられることで、韓国と済州島のブランド価値を高めることになる」と語った。

　人の手によって造成や改造が施されていない、あるがままの自然景観や自然遺跡を対象としており、10億人以上が投票。済州島のほか、アマゾン（ブラジル）、ハロン湾（ベトナム）、イグアスの滝（アルゼンチン・ブラジル）、コモド国立公園（インドネシア）、プエルト・プリンセサ地底河川国立公園（フィリピン）、テーブルマウンテン（南アフリカ）が選ばれた。