全羅南道順天市で４月20日に開幕した順天湾国際庭園博覧会が20日、入場者400万人を突破するなど大成功で幕を閉じた。

　趙忠勲・順天市長は「庭園博覧会は自治体が主管する国際イベントの成功モデルを示したケースになると思う。庭園産業を新成長エンジンとして育成し、会場を韓国第１号の国家庭園に指定し、自然と生態を象徴するメッカにする」と強調した。

　今回の成功は、人の関心が産業から生態、環境に移る中、韓国で初めて開かれた国際庭園博覧会が注目を受けたと評価されている。世界庭園11カ所、テーマ庭園11カ所など計83カ所の庭園は日ごろ接することが少ない「希少性」で順天に観客の足を運ばせた。

　博覧会を統括する国際園芸家協会は、今回の庭園博の特別賞に韓国庭園を選出。トロフィーと賞金7500ユーロを贈った。博覧会場は「順天湾庭園」として、来年４月20日に再オープンする。