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2013/11/29

<フォトニュース> 科学技術衛星3号打ち上げ成功

科学技術衛星3号打ち上げ成功

 韓国の科学技術衛星3号の打ち上げが成功した。ロシアのロケット発射場、ヤースヌイ宇宙基地から打ち上げられ、交信も成功し、衛星が正常に軌道に乗ったことが確認された。

 衛星を搭載したロシアのドニエプルロケットは、予定通り打ち上げから約112秒後に1段目と2段目、約5分半後に最後の上段が切り離された。科学技術衛星3号は打ち上げから929秒後にロケットから分離された。

 科学技術衛星3号は、韓国で初めて開発された宇宙観測用赤外線カメラを搭載しており、2年間にわたり上空600㌔から初期宇宙の研究に向けたデータを転送する。これらの資料は韓半島の海水温度分布調査、山火事や災害監視などにも役立てられる見通しだ。

 今回の衛星は2006年12月から開発が進められ、総額278億3600万ウォンが投じられた。ロケット以外は韓国の技術で開発された。