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2013/12/13

<フォトニュース> 海外進出企業がUターン

海外進出企業がUターン

 海外進出した韓国企業が国内にUターンする現象が顕著になっている。最近も、低賃金を見込んで中国に進出した宝石加工業者5社がUターンし、全羅北道益山市を新拠点に定めた。

 益山の第3一般産業団地で共同着工式が開かれ、李漢洙・益山市長、金完柱・全羅北道知事、Uターン企業の代表らが鍬入れを行った。

 政府は海外から国内に戻るUターン企業に対し支援を強化している。昨年4月、法人税を5年間全額免除(その後2年間は50%減免)し、分譲価格、地価、賃貸料の35%支援、投資額の10%支援などのUターン企業支援制度を施行したが、新たに地方所得税を5年間免除する方針だ。また、雇用補助金と設備投資補助金の支援対象を拡大し、Uターン企業に対して金融、人材など様々な追加支援を行うことにしている。

 産業通商資源部は「今回の追加支援対策は国内外の生産費の格差を縮小するとともに、国内での定着や競争力の早期確保などに焦点を合わせた」と説明した。