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2014/10/31

<フォトニュース> 40社が障害者手助けする道具出展

40社が障害者手助けする道具出展

 障害者のための「2014大韓民国補助工学機器博覧会」が27日から2日間、雇用労働部主催、韓国障害者雇用公団主管でソウルaTセンターで開かれ、国内外の補助工学機器メーカー40余社が参加した。

 補助工学機器とは、肢体不自由者を助ける道具のことで、フィールチェア、杖から視覚障害のための文字音声転換器、障害者のための改造車両などが展示され、実際に障害者が使い勝手を試しもした。また、障害を負った大学生の就業相談も行われた。会場内には障害者スポーツ体験館も設けられた。

 今博覧会の広報大使を務めたのは、ロボット界のレオナルド・ダビンチと呼ばれるデニス・洪博士。世界で初めて視覚障害者が運転する自動車を開発し、障害者のための補助工学機器を広めるのに先頭に立った人だ。

 洪教授は「ロボット技術と情報技術分野は障害者を助ける補助工学機器に接続できる部分がとても多い。未来産業を探している国内企業が積極的に挑戦する価値がある領域だ」と強調した。