韓国でもハイブリッド車（ＨＶ）が本格的に普及し始めた。自動車業界によると、現代自動車と起亜自動車のハイブリッドモデルの国内販売台数が１月に２２７４台を記録した。前年同月比34.3％の高い伸びだ。昨年12月と比べると2.5倍以上だ。

　ＨＶの販売が伸びているのは、モデルの多様化により選択の幅が広がったためと分析されている。これまでグレンジャー、Ｋ７など大型車クラスではハイブリッドモデルがなかったが、昨年末にグレンジャーとＫ７のハイブリッドモデルを発売。また、起亜が走行性能を改善したＫ５ハイブリッド新型モデルを発表したことで、全体のＨＶは７モデルに増えた。

　昨年のＨＶ販売台数は２万２０５３台だったが、モデル数が増えエコカーに対するイメージが改善しているため、今年からＨＶ販売が急増する見通しだ。