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2014/04/04

<フォトニュース> 例年より早く開花

例年より早く開花

 韓国で桜前線が例年になく早く北上している。先月25日に済州道・西帰浦で開花し、29日にはソウルでもつぼみを開き、4月に入ると早くも満開の所も出ている。ソウルで3月に桜が開花したのは気象庁が桜の観測を実施した1922年以来初めて。例年にない高温が原因とみられている。

 今年3月のソウルの平均気温は7.2度で、例年より5.7度高かった。先月28日には最高気温が23.8度まで上がり、3月としては1908年以来の最高記録を更新した。

 早すぎた桜の開花のため、ソウル市の各自治体は毎年4月中旬に開催した桜祭りを繰り上げ実施している。

 最も有名な「漢江・汝矣島 春の桜祭り」を主管する永登浦区は、当初4月13~20日に予定していた日程を3~13日と1週間以上早めた。松坡区も「2014石村湖桜祭り」を4月11~13日から4~6日に繰り上げた。