世界143カ国・地域から約1万3000人の大学生らが参加して、3日に光州市で開幕したユニバーシアード夏季大会が14日、12日間の熱戦を終えて閉会式を行った。韓国でのユニバーシアード開催は97年の全羅北道・茂朱冬季大会と03年の大邱夏季大会に続き3回目。韓国は金メダル47個、銀32個、銅29個を獲得し、総合１位を記録した。韓国が国際夏季総合スポーツ大会で総合1位になったのは今回が初めて。

　選手で最も注目を集めたのは、韓国で「新体操の妖精」と評される孫延在（延世大）で、個人総合で4種目合計72.550点をマークして金メダルを獲得。韓国人選手がユニバーシアード大会の新体操で金メダルを獲得するのは初めて。孫は種目別決勝でもフープで18.300点、ボールも18.250点で優勝。3冠を達成した。

　国別メダル数の2位はロシア（金34個、銀39個、銅49個）、3位は中国（金34個、銀22個、銅16個）で日本は4位(金25個、銀25、銅35個）だった。次期大会は2017年、台北で開催。