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2015/08/21

<フォトニュース> ソウルに韓国伝統文化体験施設

ソウルに韓国伝統文化体験施設

 ソウル市の中心部にある景福宮近くの米大使館の職員宿舎跡地に韓国伝統文化を体験できる複合文化ハブ「K-エクスペリエンス」が誕生することになった。文化体育観光部が敷地を買い入れた大韓航空と共同で2017年完工を目標に建設する。

 計画では、地下3階、地上4~5階建て、伝統文化を中心に韓国の文化を体験できる公演ホールや展示館などが入る。

 大韓航空関係者は「韓国の美を生かしつつ、若い人も楽しめる先端技術を駆使した施設を建設する計画だ。市民が気軽に利用できる開かれた空間にしたい」と語った。仁寺洞など周辺地域の伝統文化コンテンツと連係させ、北村地域を「文化融合地域」にする構想だ。

 米大使館の職員宿舎跡地は、面積3万7000平方㍍で、大韓航空が2008年に買収して高級ホテルの建設を計画していた。だが、近くに3つの学校があるため建設許可を得ることができなかった。