若手演奏家の登竜門として有名なロン・ティボー国際音楽コンクールのピアノ部門の最終選考が13日、フランス・パリで行われ、韓国の李ヒョクさん（22）が日本の亀井聖矢さん（20）と共に1位となった。同コンクールで韓国人が1位となるのは2001年の林東赫さん以来。

　李さんは最終選考演奏会でプロコフィエフの「ピアノ協奏曲第2番」を演奏。サンサーンスの「ピアノ協奏曲第5番」を弾いた亀井さんと1位を分け合った。それぞれに魅力的な異なる個性ということで、審査員の意見がふたつに分かれたが、それぞれの才能も認めていたことから共同1位となった。

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