パネル大手のサムスンディスプレイとＬＧディスプレイが、ソウルのＣＯＥＸ（国際展示場）で行われた「韓国ディスプレー産業展示会2022」で革新的な製品を公開した。

　サムスンディスプレイは314平方㍍の大型ブースを設け、ＱＤ（量子ドット）技術を活用したＱＤ―ＯＬＥＤディスプレーを韓国で初めて公開した。その他、二重に折り畳みができるダブルフォールディングディスプレー、上下に伸びるスライダブルパネルなどを公開した。サムスンディスプレイは2012年、ＱＤ技術を次世代素材としてＱＤディスプレーの開発に取り組んできた。昨年末に量産を始め、現在サムスン電子とソニーに55、65型テレビ向けパネルを納品している。

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