伝統仮面劇のタルチュムが「韓国のタルチュム」としてユネスコ（国連教育科学文化機関）の無形文化遺産に登録される見通しだ。ユネスコによると、ユネスコ評価機関が無形文化遺産に登録するよう勧告した。今月28日から12月3日までモロッコで開かれる政府間委員会で登録が正式決定される。登録勧告の決定が覆されることはほぼ無いとされる。

　タルチュムは舞踊、音楽、演劇の要素が含まれた総合芸術で、不条理な社会問題や道徳的矛盾などの難しいテーマをユーモアと風刺で表現した点が特徴だ。観客の反応も劇中の要素として活用し、現代芸術にも影響を与えているとされる。

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