韓国の裁判所ネットワークが約2年間にわたり北朝鮮のハッカー集団「ラザルス」によるとみられるサイバー攻撃を受け、個人情報を含む大量のデータが流出していたことが、韓国警察庁が他機関との合同捜査結果として明らかになった。
韓国の裁判所は、ソウルの大法院(最高裁判所に相当)の下に5大都市の高等法院(高等裁判所)があり、その下に18カ所の地方法院(地方裁判所)がある三審制を採っている。
このほか、家庭法院(家庭裁判所)、行政法院のような専門的管轄を有するいくつかの法院や全国103カ所の市郡法院(日本の簡易裁判所に相当)が設置されており、市郡法院では、争われる金額が2000万㌆を超えない小規模な訴訟事件、または量刑の上限が30日の拘留若しくは20万㌆を超えない罰金であるような軽罪の即決審判といった、比較的軽微な事件を扱っている。
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