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2013/09/20

<韓国経済>韓国コンテンツの海外進出拡大

  • 韓国コンテンツの海外進出拡大

    コンテンツ関連見本市の韓国ブース

 文化体育観光部と未来創造科学部は、対外経済関係長官会議で昨年48億ドルのコンテンツ輸出規模を2017年までに100億ドルに倍増するとした「コンテンツ海外進出拡大方案」を発表した。同方案によると、1.市場多角化のため、地域ごとのオーダーメード型マーケティング強化、2.コンテンツファンドなどを活用した資金支援拡大、3.中国との共同制作推進――などの内容を盛っている。

 文化体育観光部関係者は「コンテンツ産業が創造経済の実現に寄与するという共通認識のもと、未来創造科学部と共同で対策を作成した」とし、「輸出企業の障害解消と現地マーケティング強化に重点を置いた」と明らかにした。

 韓国のコンテンツ産業は、1997年の通貨危機後に映画、ドラマ、歌などが中国や東南アジアで話題を呼び、韓流ブームを引き起こしてから急成長した。日本でもドラマ「冬のソナタ」や「宮廷女官チャングムの誓い」が大ヒット、その後K-POPが日本の青少年に浸透した。

 政府もコンテンツ産業の育成に本格的に取り組んでいたが、09年には韓国コンテンツ振興院を設立し、日本、米国、中国、欧州に海外事務所も設置した。


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