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2016/09/16

<韓国経済>起亜自動車、メキシコに最新鋭の工場完工

  • 起亜自動車、メキシコに最新鋭の工場完工

 起亜自動車がメキシコに年産40万台の最新鋭工場を完工した。中国、欧州、米国に次ぐ4番目の海外工場だ。同社はこれで国内で年間160万台、海外で196万台の計356万台の生産能力を持つことになった。

 メキシコ北東部に位置するヌエボ・レオン州ペスケリア市で8日に竣工式が行われ、鄭夢九会長をはじめ、同州知事や現地の政界関係者や協力企業社員ら500人が出席した。

 鄭会長はあいさつで「メキシコ工場は現代・起亜自動車がこれまでに積み上げてきた高い水準の品質経験を通じ、自動車生産の世界的な名門になるだろう」と述べた。鄭会長の名門発言は事前の祝辞にはなかった。この間進めてきた品質経営で自信感を得て、名門メーカーとして認めてもらうとの強い意思が反映されたものとみられる。

 メキシコ工場は2014年10月に着工。生産工程技術など最先端施設として建設され、1時間あたり68台の生産が可能だ。起亜自動車の完成車工場の中でも最高水準を誇る。


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