◆未来志向の韓日関係を築く◆　尹徳敏・駐日本国大韓民国大使館特命全権大使

　2024年甲辰年の新年が明けました。同胞の皆さん一人一人に心から新年の挨拶をお伝えします。明けましておめでとうございます。

　甲辰年は青色の「甲」と龍を意味する「辰」が出会い、「青龍」を意味するそうです。青は新しい挑戦を意味し、龍は想像上の動物として、先祖は雲をかき分けて昇天する龍の姿を福と吉と考え、王室を象徴する文様として使用したそうです。　このような象徴性と意味を考えると、2024年は挑戦して成就する恵まれた一年になることを期待します。

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◆在日同胞社会の一翼を担う◆　金芳秀・一般社団法人在日韓国商工会議所会長

　在日同胞の皆様におかれましては、地域社会の経済発展と在日同胞社会との関係強化、また韓日関係の発展にご尽力を賜り、年頭に当たり厚く御礼申しあげます。

本年は甲辰の年であります。「甲」は十干の中で最初の文字にあたることから始まりや成長を意味し、「辰」は力強く飛翔する富と財運、幸運が伴う幸せと健康な年になると言われております。

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◆地域社会との共生を◆　劉代永・在日本大韓民国婦人会中央本部会長

　昨年3月17日、婦人会中央本部、第28期定期中央大会に於きまして全国の中央委員、代議員、組織先輩方のご支援のお陰で2期目の会長職を担う事になりました。

　昨年はコロナ禍という難局を乗り越え日常が少しずつ平常に戻って参りました。婦人会事業の一つである全国大研修会も本来の二泊三日の日程で開催する事が出来ました。秋には念願の本国研修会を4年ぶりに開催し、全国から会員220人が参加しました。

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◆在日社会と地域経済を支える◆　呉龍夫・在日韓国人信用組合協会会長

　昨年の日本経済は、世界的な経済減速や物価高による消費の冷え込みが続く中、雇用の改善や賃金・インバウンド需要の増加等により景気は緩やかな回復が続きました。

　当協会会員組合におきましては、円安や資源価格上昇、人件費増加が業績を圧迫している中、ここ数年、厳しい経営を強いられている中小事業者に対する資金繰り支援、既往融資の条件変更等に努め、会員組合の融資は20年3月より3年間でコロナ禍関連業種に対する316億円を含めて2143億円増加しました。

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