最高時速300㌔で走行する湖南ＫＴＸ（韓国高速鉄道）が2日開通した。ソウルと光州(クァンジュ)間は1時間33分で結ばれ、在来線を利用した場合より1時間以上短縮された。2004年に京釜ＫＴＸが開通してから11年。ソウルから釜山、大邱(テグ)など嶺南地方だけでなく、光州、木浦(モクポ)など湖南地方も短時間で移動できるようになり、全国が半日経済圏となった。

　湖南ＫＴＸ開通式は1日、光州松汀(ソンジョン)駅で朴槿惠大統領はじめ与野党代表、尹壮鉉(ユン・ジャンヒョン)・光州市長ら関係者1200人が参加して行われた。

　朴大統領は開通式の祝辞で、｢湖南高速鉄道は25兆ウォンの経済効果とともに、全羅(チョンラ)北道・光州など地域別創造経済革新センターを中心に活発な人的交流と企業移転を促進するだろう」と述べ、「さらには、韓国の鉄道は大陸に伸びなければならない。年間200兆ウォンに達するグローバル鉄道市場進出に速度をあげ、湖南高速鉄道も休戦線を越え、アジア横断鉄道にも連結されることで大きな未来が開ける」と強調した。

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