文在寅大統領と金正恩国務委員長は19日午前、平壌で前日に続く2度目の首脳会談を行い、「核のない韓半島」を明記した「9月平壌共同宣言」に署名した。両首脳は、南北間の鉄道・道路を連結するため、年内着工式を開くことでも合意。会談の成功を受け、金委員長は、近くソウルを訪問すると約束した。両首脳は20日早朝、一緒に白頭山を登った。
今回の南北首脳会談は4月27日と5月26日の板門店会談以来、今年3回目。18日に朝鮮労働党本部庁舎で行われた1回目の会談では、韓国側からは鄭義溶(チョン・ウィヨン)・国家安保室長と徐薫(ソ・フン)・国家情報院長が、北朝鮮側からは金与正(キム・ヨジョン)・朝鮮労働党第1副部長、金英哲(キム・ヨンチョル)・党副委員長が同席した。
19日午前、2回目の会談は場所を百花園迎賓館に移し、同席者なしで協議。採択した平壌宣言は共同発表の形で記者団に公表した。
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