ここから本文です

2024/02/09

<オピニオン>韓国企業と日本企業 第136回 相互依存深まるアジア太平洋経済と企業経営  多摩大学経営情報学部・大学院経営情報学研究科 金 美徳 教授

  • 韓国企業と日本企業 第136回 相互依存深まるアジア太平洋経済と企業経営  多摩大学経営情報学部・大学院経営情報学研究科 金 美徳 教授

    キム・ミトク 1962年兵庫県生まれ。早稲田大学院国際経営学修士・国際関係学博士課程修了。㈱三井物産戦略研究所を経て多摩大学経営情報学部・大学院経営情報学研究科(修士・博士課程)教授。業績:書籍9冊、論文・学会発表13件、三井物産向けレポート297本、論文指導数430本、論考・メディア200件、講演72件、テレビ・ラジオ出演多数。

◆ベトナムが韓国にとって最大の貿易黒字相手国に◆

 アジア太平洋経済は、中国経済の停滞・金融の脆弱性・インフレ率の高止まりなどの政策課題を抱えつつも、世界経済の成長を牽引し続けている。IMF(国際通貨基金)は、世界経済の成長の70%超は、アジア太平洋経済の成長によるものと分析している。また、2024年経済成長率も「アジアの新興市場国と発展途上国」が5・2%と高い成長を予測している。他地域は、米国2・1%、EU0・9%、中南米・カリブ諸国1・9%、サブサハラアフリカ3・8%、中東・中央アジア2・9%と低調である。

 アジア太平洋経済は、深まる相互依存関係とサプライチェーンの拡大が、各国の経済発展の軸となっている。アジア太平洋地域(29カ国2地域)は、日本と韓国の貿易にとっても極めて重要な地域となっている。


つづきは本紙へ


バックナンバー

<オピニオン>