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2019/10/25

<随筆>◇「帝国日本の植民地を歩く」を読んで◇ 海龍 朴 仙容 相談役

 もはやこの時代、国家を構成する国民は単一民族ではない。先進諸国は揃って多民族共生社会に向かう。それが人類の求める理想社会になりつつあるのだが、その途上で起こる弊害も小さくない。微力ながらも、我ら在日コリアンの諸々の体験談が役に立つ時代となり、多民族共生社会実現の貴重な存在になった。その思いが強まる中、ラグビーのワールドカップで日本チームが全勝で予選を通過する快挙を成し、ラグビー人気が沸騰した。


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