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2024/03/08

<随筆>◇爺バカ、春の夢◇海龍 朴 仙容 相談役

 昨年4月、小学3年の仙多郎(孫)が日本棋院(北九州支部)の碁会所に入会。12級からスタートした。

 あれから約1年、この2月に初段に昇進。もちろんアマ初段だが、その成長ぶりには驚く。彼はいま碁に夢中、プロ棋士を夢見ている。父親と一緒に週1回碁会所に通っているが、父親は1年前に初段と認定され、その後の進歩はない。孫と息子が初段で並んだが、2人のノビシロには雲泥の差がある。三段の僕も、あっという間に追い越されるだろう。


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