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2023/08/18

<トピックス>切手に見るソウルと韓国 第152回 光復節(解放記念日) 郵便学者 内藤 陽介 氏

  • 内藤 陽介 氏

    ないとう・ようすけ 1967年、東京都生まれ。東京大学文学部卒業。日本文芸家協会会員、フジインターナショナルミント株式会社・顧問。切手等の郵便資料から国家や地域のあり方を読み解く「郵便学」を研究。

  • 切手に見るソウルと韓国 第152回

      京城から釜山駐留日本軍部隊の兵士に宛てた手紙(1945年9月)

◆朝鮮総督府は9月9日、降伏文書に署名◆

 1945年8月15日、昭和天皇が自ら「終戦の詔」を読み上げて、大戦での日本の降伏を国民に伝える玉音放送が流れると、当時の朝鮮総督、阿部信行と朝鮮軍司令官の上月良夫は、朝鮮総督府庁舎から日章旗を下ろし、太極旗を掲揚させた。また、一般の朝鮮人も、これをもって日本の朝鮮統治が終了し、朝鮮は独立を回復したと理解した。現在の韓国で、8月15日が〝光復節〟として、日本からの解放を記念する記念日になっているのはこのためである。ただし、厳密にいうと、日本の朝鮮統治は8月15日以降も継続していた。


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