ここから本文です

2018/04/13

<韓国文化>孫 悦音が平昌大関嶺音楽祭音楽監督に

  • 孫 悦音が平昌大関嶺音楽祭音楽監督に

    平昌大関嶺音楽祭の3代目音楽監督に就任したピアニストの孫悦音

 韓国のピアニスト、孫悦音(ソン・ヨルム)が平昌大関嶺(ピョンチャン・デグァルリョン)音楽祭の音楽監督に就任した。一方、バイオリニストの鄭京和(チョン・キョンファ)は今年70歳を迎え、ソウルで会見を行い、所感を語るとともに新譜とリサイタルを発表した。

 平昌大関嶺音楽祭(江原道)は、2004年に始まった。初代芸術監督はバイオリニストの姜孝(カン・ヒョ、73)で、2代目芸術監督はバイオリニストの鄭京和(70)と、年齢と実績を重ねた音楽家が選ばれた。しかし、3代目芸術監督に委嘱されたピアニスト、孫悦音は32歳という若さながら抜擢された。

 期待と不安が交錯する中、孫は芸術監督の委嘱式を終えた後、「より良い音楽祭をどのように作ることができるかに集中したい」と述べた。

 孫は、11年の第14回チャイコフスキー国際コンクール2位入賞の実力者。同年、平昌大関嶺音楽祭に参加した。孫自身も江原道出身で親しみがあったからだ。

 「04年に同音楽祭が始まった時、観客として参加した。人口も少なく文化行事もそれほど無かった江原道が、音楽祭開催をきっかけに文化活動が発展するのを間近に見てきた」

 16年6月から大関嶺音楽祭のクラシックプログラムを鄭京和・明和氏の姉妹と一緒に企画した。昨年の公演「孫悦音の音楽の手紙」も、直接プログラムを作成し、演奏者とも交渉した。孫は「演奏者にも企画力が必要だ。リサイタルの構成を考えるように、音楽祭に臨みたい」と語った。

 同音楽祭はもともと、五輪招致活動の一環として始まった。そのため平昌五輪が終わった後は、音楽祭も終了するのではないかと噂されている。それについて孫は、「五輪が終わっても音楽祭を維持することが、国の品格を象徴するのではないか。世界的音楽祭となった同音楽祭を、今後も継続発展させることが、音楽家の責任であり誇りだ」と強調した。


つづきは本紙へ