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2022/09/09

<韓国文化>「朝鮮工芸の美」を敬愛した柳宗悦

  • 朝鮮工芸の美」を敬愛した柳宗悦

    「刷毛目茶碗」 朝鮮時代15世紀後半~16世紀前半 6.6×17.0㌢

 日本民藝館の創設者、柳宗悦著「朝鮮とその藝術」刊行100周年を記念して、日本民藝館と駐日韓国文化院で記念展示会が同時開催。滋賀県立陶芸の森では関連展示が行われる。

 日本民藝館では「柳宗悦と朝鮮の工芸陶磁器の美に導かれて」と題した展覧会を開催中。

 柳宗悦(1889~1961)は、朝鮮陶磁器との出会いを契機にして朝鮮時代(1392~1910)の工芸美に注目し、その透徹した審美眼によって優れた蒐集を成した。そして、その美に触発されて数々の論考を著し、展覧会を通して朝鮮工芸の魅力を世に問い続けてきた。


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