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2002/02/15

<週間ダイジェスト>2月7日~2月13日

7日 ■韓和甲顧問も出馬

 韓国の与党・新千年民主党の韓和甲・顧問(63)が、年末の大統領選挙に向けた党内の公認候補選に出馬することを正式に表明した。同党の公認選には7人前後が出馬するもとみられており、来月から地方ごとに投開票を実施し、4月27日の党大会で正式に候補を選出する予定。

8日 ■「北の施設で日本人見た」

 韓日の市民団体が共催した「北朝鮮の人権と難民問題国際会議」に参加するため来日した北朝鮮脱出者3人が都内で記者会見をし、韓国出身の漁師で北朝鮮にだ捕された李在根氏は、「72年に政治教育を受けた施設内で日本人数人を見た」と証言した。指導員に日本人がなぜいるのかと尋ねると「無理やり連れてこられた」と答えたという。

9日 ■韓日外相が電話会談

 崔成泓・外交通商部長官は新任の川口順子外相と電話会談し、北朝鮮政策について韓日米の連携が非常に重要との認識で一致した。両外相は2月中旬のブッシュ大統領訪韓、訪日に向け政策調整を進めることを確認したほか、川口外相は太陽政策を支持していることを伝えた。

10日 ■金総書記還暦で中国から贈り物

 朝鮮中央放送によると、北朝鮮の金正日総書記の還暦に当たる2月16日を前に中国共産党から花かごや贈り物が寄せられた。中国の武東和・駐朝中国大使が崔泰福書記に伝達したという。

11日 ■韓国高速道路で15人が衝突死

 韓国・忠清南道点天安市の京釜高速道路上で高速バスと18㌧トレーラーが衝突し、バスの乗客ら15人が死亡、多数の重軽傷者が出た。韓国は旧正月のための帰省ラッシュが始まっていたため、全面通行止めとなった現場は大渋滞となった。

12日 ■ロシア大統領が金総書記に親書

 朝鮮中央放送などによると、北朝鮮を訪問中のロシアのプリコフスキー極東管区連邦代表は金正日総書記と会談し、プーチン大統領の同書記宛て親書を手渡した。同代表は昨年夏、金総書記がシベリア鉄道でロシアを訪問した際に同行した人物。10日から経済協力問題などを協議するため訪朝しているという。

13日 ■北に密入国後、再脱出

 98年に北朝鮮から韓国に亡命した男性が、北朝鮮に残してきた妻を韓国に連れてくるために2000年6月に北に密入国し、昨年11月再び脱出に成功、韓国に亡命したことが明らかになった。この男性は咸鏡南道出身のユ・テジュンさん(34)。北に密入国した際に北朝鮮によって摘発され、懲役38年の刑を宣告されたが、自力で脱獄し、中国経由で韓国に亡命したという。