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2003/08/01

<週間ダイジェスト>7月24日~7月30日

24日 ■新農林部長官に許祥萬教授

 盧武鉉大統領は、新万金干拓事業の中断で辞任した金栄鎮・農林部長官の後任に許祥萬・順天大学農業生命科学部教授(60)を任命した。許長官は全羅南道順天生まれ。98年から2002年まで順天大学の総長を務めた。

25日 ■ニュージーランドと若者の交流促進

 盧武鉉大統領は、韓国を訪れたニュージーランドのヘレン・クラーク首相と会談し、両国の経済協力と交流促進について意見を交換した。盧大統領が両国の若者の交流を活性化することを提案したのに対し、クラーク首相はワーキングホリデー(観光ビザで労働が認められる制度)の拡大を約束した。

26日 ■中央大会で米を牽制

 北朝鮮は、平壌で韓国戦争「戦勝50周年」を祝う中央報告大会を開いた。金永春・朝鮮人民軍総参謀長は、「米の制裁や挑発は宣戦布告とみなす」と牽制した。

27日 ■休戦協定50周年祝う

 韓国戦争休戦協定締結50周年記念行事が板門店で開かれ、キッシンジャー・米元国務長官や国連軍に参加した21カ国の代表約2500人が参加した。

28日 ■盧大統領、キッシンジャー氏と会見

 盧武鉉大統領は、米政府の特使として韓国を訪れたキッシンジャー・元国務長官と会見し、北朝鮮の核問題について協議した。キッシンジャー氏は、核問題解決に中国の役割が重要だと強調した。

29日 ■KEDOが理事会開催

 韓半島エネルギー機構(KEDO)は、米国がKEDOへの支援中止を決めたことを受け、緊急の理事会を非公式に開いた。理事会には韓国、米国、日本、欧州連合(EU)が参加。

30日 ■ボルトン米次官が訪韓

 ジョン・ボルトン米国務次官が北朝鮮の核問題の調整のために韓国を訪れた。同次官は、尹永寛・外交通商部長官らと会談し、多国間協議の実現に向け協議した。