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2003/05/16

<週間ダイジェスト>5月8日~5月14日

8日 ■北朝鮮、イラン国交30年

 朝鮮中央放送によると、北朝鮮の金正日総書記は、イランとの国交30周年を迎えハタミ大統領と祝電を交換した。金総書記は祝電で、「両国の親善・協力関係が多くの分野で一層強化・発展していくものと確信する」と述べた。

9日 ■崔SK会長に懲役6年求刑

 不当内部取引と粉飾会計の疑いで起訴された崔泰源・SK会長の結審公判でソウル地検は懲役6年を求刑、在宅起訴された孫吉丞・SKグループ会長(全経連会長)に対しても懲役5年を求刑した。

10日 ■金大中氏が心臓手術

 金大中・前大統領が胸の痛みを訴えてソウル・新村のセブランス病院に緊急入院、心臓の血管に異常が見つかり手術を受けた。担当医によると、冠状動脈の拡張手術を行い、経過は良好だという。

11日 ■盧大統領、米国に出発

 盧武鉉大統領は、6泊7日の米国訪問に向けソウル空港から出発した。出国に先立ち盧大統領は、「ブッシュ大統領との首脳会談で韓米関係の発展、北朝鮮核問題の平和的解決をめざす」と述べた。

12日 ■スイス外相が南北訪問

 外交通商部は、スイスのカルミー・レイ外相が17日から23日までの日程で韓国と北朝鮮を訪問する。スイスの中立国監視委員会参加50周年にちなんで南北を訪れるもので、17日に北朝鮮を訪問した後、20日に板門店経由で韓国入りする。

13日 ■3人目のSARS患者発生

 保健福祉部は、台湾を旅行し香港経由で帰国した20代の男性が高熱とせきで肺炎の症状があったため、SARS感染者として病院に隔離したと発表した。これで韓国でSARSと推定された感染者は3人に増えた。

14日 ■現代峨山社長を召還

 北朝鮮への不正送金疑惑を捜査中の宋斗煥・特別検事チームは、現代峨山の金潤圭社長を召還、北への送金について事情聴取を開始した。特別検事チームは、北への送金が鄭夢憲会長の指示によるものなのか、また正確な送金額について調べている。