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2004/03/19

<週間ダイジェスト>3月11日~3月17日

17日 ■黄ジャンヨプ元書記の訪日延期

 民主党の招請で今月下旬から日本を訪問する予定だった黄ジャンヨプ・元北朝鮮労働党書記は、訪日を見送ると明らかにした。黄元書記が1週間以上の日本滞在を希望したのに対し、日本側が警備を理由に3泊4日にするよう要請したため。

16日 ■高建・大統領代行が初閣議

 高建・大統領職権代行(国務総理)は、大統領代行として初の閣議を開き、「敏感な時期であり、各閣僚は政治的発言に慎重を期すようお願いしたい」と語った。

15日 ■ハンナラ党代表が辞任へ

 ハンナラ党の崔秉烈代表は、党運営委員会で「党大会の開催と関係なく、今月18日に辞任する」と明らかにした。党刷新を訴える若手議員グループが崔代表の退陣を求めていた。

14日 ■韓米協力体制を維持 

 米国務省のバウチャー報道官は、盧武鉉大統領の弾劾が韓米関係に影響することはないとコメントし、パウエル国務長官と潘基文・外交通商部長官が電話で会談し、北朝鮮の核開発問題などで従来どおり緊密に協力していくことを確認したと明らかにした。

13日 ■市民が弾劾反対集会

 「弾劾無効腐敗政治決別のための全国民行動」の呼びかけで市民約7万人がソウルの光化門一帯に集結、盧武鉉大統領の弾劾に反対する集会を開いた。今後、弾劾が撤回されるまで、毎晩集会を行う。

12日 ■盧大統領の弾劾訴追案可決

 国会は、野党が提出した盧武鉉大統領の弾劾訴追案を採択し、在籍議員の3分の2以上にあたる 賛成193票で可決した。大統領の弾劾が決まったのは韓国の憲政史上初めて。これに抗議し、与党ウリ党は同党所属議員の総辞職を決めた。

11日 ■戦闘機が衝突し墜落

 国防部によると、午後2時47分ごろ、第10戦闘飛行団所属のF|5E戦闘機2機が、西海上空で訓練飛行中に衝突し、忠清南道の泰安半島西方海上に墜落した。事故原因は不明で、パイロット二人は行方不明。