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2004/01/23

<週間ダイジェスト>1月15日~1月21日

21日 ■米で韓日米局長級会談

 第2回6者協議の早期開催に向けた調整のため、韓国、日本、米国の外務省局長クラスによる会合がワシントンで開かれた。韓国の李秀赫・外交通商部次官補、日本の藪中三十二・外務省アジア大洋州局長、米国のケリー・国務次官補が出席。

20日 ■外交通商部・北米局長ら更迭

 外交通商部は、政府の北米政策を批判した責任を問い、趙賢東・北米3課長を懲戒処分にし、監督不行き届きで魏聖洛・北米局長を更迭した。魏局長は青瓦台(大統領府)の国家安全保障会議に異動。

19日 ■中国訪朝団、金総書記と会談

 中国共産党対外連絡部の王家瑞部長を団長とする訪朝団が金正日総書記と会談した。北朝鮮の核問題の解決をめざす6者協議の開催について意見を交換してもようだ。

18日 ■林東元氏ら特赦へ

 青瓦台(大統領府)は、2月25日の盧武鉉大統領就任1周年を迎え、対北朝鮮不正送金疑惑で有罪判決を受けた林東源・元国家情報院長らを特別赦免すると発表した。

17日 ■龍山米軍基地を完全移転

 車栄九・政策室長とローレンス・米国防次官補は、ハワイのアジア太平洋安保研究センターで韓米同盟政策会議を開き、2007年までにソウル・龍山基地のすべての米軍部隊を烏山と平澤に移転することに合意した。

16日 ■独島切手発行に抗議

 川口順子外相は、韓国が独島(日本名・竹島)の切手を発行したことに対し、趙世衡・駐日韓国大使を外務省に呼び抗議した。

15日 ■尹外交通商部長官が辞任

 尹永寛・外交通商部長官は、外交通商部の対米担当者が盧武鉉大統領の外交政策を批判する言動を繰り返していた問題で、監督責任をとり辞任した。後任には潘基文・大統領外交補佐官(59)が就任。