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2006/06/30

<週間ダイジェスト>6月22日~6月28日

28日■食品安全処を新設へ

 政府は、総理官邸で韓明淑・国務総理主催の政策調整会議を開き、食品の生産から消費までの安全を管理する「食品安全処」新設することを決めた。学校給食が原因で大規模な食中毒が発生したことを受け、食の安全対策を強化するのがねらい。9月の通常国会に上程し、年内の発足をめざす。

27日■潘基文長官が訪中 

 潘基文・外交通商部長官が2日間の日程で中国を訪問し、李肇星外相らと会談した。潘長官は、北朝鮮による長距離弾道ミサイル「テポドン2号」発射の動きが韓半島の平和と安定に影響を与えてはならないとの認識で一致、韓中両国が対話と協力を通してミサイル問題や核問題の解決に向け協力していくことを確認した。

26日■ソウルにディズニーランド誕生へ 

 李明博・ソウル市長が会見し、「ディズニーランドの誘致が順調に進んでいる。1年後には着工できる見通しだ」と明らかにした。建設候補地はソウル大公園が有力視されている。

25日■各地で「6・25」追悼式 

 「6・25」(韓国戦争)勃発56周年に当たり、全国237カ所で記念行事が行われた。ソウルでは、大韓民国在郷軍人会が主催する追悼式が奨忠体育館で開かれ、韓明淑・国務総理、政界関係者、海外の元参戦兵、一般市民ら5000人余りが参加した。

24日■W杯街頭応援で大学生死亡 

 警察庁によると、W杯の韓国対スイス戦の街頭応援参加者が、ソウル市庁前広場・世宗路一帯の52万人をはじめ、全国99カ所で168万人に達した。この街頭応援の最中、ソウル・中区の徳寿宮付近の通りで応援中の男子大学生が突然倒れ、病院に運ばれたがすでに死亡していた。死因は心臓まひ。

23日■9月に韓米首脳会談 

 青瓦台(大統領府)の宋旻淳・統一外交安保政策室長が、9月にワシントンで韓米首脳会談を行う予定だと発表した。両首脳は、北朝鮮の核問題など東北アジア情勢と韓米関係について意見を交換するもようだ。

22日■海洋警察官を慰労 

 盧武鉉大統領は、独島(日本名・竹島)周辺で警備に当たっている海洋警察官らを青瓦台(大統領府)に招いて昼食会を開催、「装備面で日本との格差があり、現場での苦労が多いと思う」と語り、労をねぎらった。また、「戦闘力の確保に必要な装備を整える必要がある」と強調した。