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2006/04/14

<週間ダイジェスト>4月6日~4月12日

12日■盧大統領、ローマ法王に親書 

 外交通商部によると、潘基文長官がバチカンを訪れ、ローマ法王ベネディクト16世の韓国訪問を招請する盧武鉉大統領の親書を手渡した。潘長官は、ラヨロ外務局長(外相に相当)と会談し、鄭鎭奭(チョン・ジンソク)枢機卿の叙任に対し感謝のことばを述べた。

11日■最高人民会議を開催 

 北朝鮮が、国会に相当する最高人民会議第11期第4回会議を平壌の万寿台議事堂で開いた。昨年の決算報告と今年度の予算審議を行ったほか、科学技術発展案などを討議した。核問題や経済の改革・開放には言及がなかった。金正日総書記の姿はなかった。

10日■ミャンマーが北朝鮮と再修好 

 AFP通信によると、1983年の「ラングーン事件」(全斗煥大統領一行をねらった北朝鮮の爆弾テロ)を機に北朝鮮と国交を断絶していたミャンマーが、外交関係を正常化することを決定した。近く、平壌駐在大使を任命し、外交を再開する。

9日■呉世勲・前議員がソウル市長選出馬へ 

 野党ハンナラ党の呉世勲・前議員が、ソウル市長選挙に立候補することを正式に表明した。党本部で会見した呉前議員は、「社会のさまざまな階層で葛藤の溝が深まり、国民が疲弊し、国力は日ごとに低下している。ソウルが競争力ある大韓民国をつくる」と抱負を述べた。

8日■南北の6カ国協議代表が接触 

 「北東アジア協力対話」(NEACD)に参加するため東京を訪れた千英宇・6カ国協議韓国首席代表(外交通商部・外交政策室長)は、北朝鮮の金桂寛・首席代表(外務次官)と都内のホテルで接触し、膠着状態にある6カ国協議の再開と米朝対話について話し合った。

7日■21日から平壌で南北閣僚級会談

 統一部は、北朝鮮が電話で第18回南北閣僚級会談を21日から4日間、平壌で開催したいと提案してきたと明らかにした。政府はこれに同意し、来週にも板門店で日程と議題の調整に入る。韓国側代表として李鍾奭(イ・ジョンソク)・統一部長官が出席する。

6日■クロアチアと初の首脳会談

 盧武鉉大統領は、韓国を訪問したクロアチアのスティエパン・メシッチ大統領と青瓦台(大統領府)で会談し、両国の外交関係を強化していくことに合意した。これに伴い両国は、常駐大使館を相手国に設置するための準備に入る。韓国とクロアチアの首脳会談が開かれたのは92年の国交樹立以来初めて。