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2007/06/15

<週間ダイジェスト>6月7日~6月13日

13日■ハンナラ党の洪準杓議員も出馬 

 ハンナラ党の洪準杓議員が党本部で記者会見し、「ハンナラ党を革新して政権を交代し、庶民が幸せに暮らせる国をつくる」と述べ、大統領選挙の党公認候補を選出する党内選挙への出馬を正式に宣言した。高鎮和議員も12日に出馬宣言した。

12日■千英宇代表が訪米 

 6カ国協議の韓国側首席代表である千英宇・韓半島平和交渉本部長が米ワシントンを訪れ、米側首席代表のヒル国務次官補(東アジア担当)と会談した。北朝鮮の核放棄に向けた初期段階の履行とマカオのバンコ・デルタ・アジア(BDA)の北朝鮮資金問題について集中的に協議した。

11日■朴槿惠、李明博の両氏が立候補 

 第17代大統領選挙の党公認候補を選ぶハンナラ党の党内選挙の立候補受け付けが始まり、朴槿惠・前代表と李明博・前ソウル市長が立候補届けを提出した。ハンナラ党は8月19日に選挙を実施し、翌20日の党大会で当選者を発表する。

10日■全国で「6月民主抗争」20周年イベント 

 87年の民主化闘争から20周年を迎え、民主抗争20年事業推進委員会と民主化運動記念事業会が主催し、京畿道・坡州の臨津閣や済州道・西帰浦市庁など各地で平和行進イベントを開始した。全国で10万人以上が参加し、徒歩や自転車でリレー行進を行い、民主化運動の精神を継承していくことを確認した。

9日■独島周辺海域の地名登録見送り 

 外交通商部の趙重杓・第1外務次官は、大島正太郎・駐韓日本大使を呼び、モナコで来月開かれる国際水路機関(IHO)の海底地名小委員会で、独島(日本名・竹島)周辺海域の地名登録申請をしない方針だと伝えた。

8日■ウリ党から新たに16人が離党 

 与党ウリ党の任鍾皙、禹相虎、李仁栄ら議員16人が集団で離党した。離党議員らは、12月の大統領選挙をにらみ「大統合推進協議会」をつくり、与党系勢力の結集を図る。今年に入って48人が離党し、国会でのウリ党の勢力は91議席に減った。

7日■北朝鮮がミサイル発射 

 外交通商部などによると、北朝鮮が西海岸から黄海に向けミサイル2発を発射した。中国製の地対艦短距離ミサイル「シルクワーム」またはその改良型で、射程は最大百数十㌔。今回のミサイル発射は、軍事演習の一環とみられる。