ここから本文です

2007/02/16

<週間ダイジェスト>2月8日~2月14日

14日■7カ月ぶり南北が接触 

 統一部の楊昌錫・報道官が、南北閣僚級会談の開催に向けた実務者協議を15日、北朝鮮の開城で行うと発表した。南北当局者の接触は、昨年7月に釜山で行われた第19回南北閣僚級会談以来7カ月ぶり。次回の南北閣僚級会談は平壌で開催される。

13日■6カ国協議、合意文書採択 

 北京で開かれていた6カ国協議は、寧辺の核関連施設を60日以内に停止・封印する見返りに、まず重油5万㌧相当のエネルギー支援を実行するなど、核廃棄に向けた「初期段階の措置」を盛り込んだ合意文書を採択して閉幕した。北朝鮮がすべての核施設を「無能力化」すれば、段階的に重油100万㌧相当を支援する。

12日■ウリ党離党者31人に 

 与党ウリ党の金泰弘議員が離党を宣言し、これでウリ党からの離党者は31人に達した。これに伴い同党の議席数は108に激減し、国会第一党の座から転落した。離党議員らは統合新党派グループを形成し、国会に院内交渉団体として登録した。

11日■盧大統領が欧州訪問 

 盧武鉉大統領が、権良淑夫人とともにスペイン、バチカン、イタリアの欧州3カ国歴訪に出発した。スペインは国賓としての訪問で、国王フアン・カルロス1世、サパテロ首相らと会談する。韓国の国家元首がスペインを公式訪問するのは初めて。

10日■安城市で鳥インフルエンザ発生 

 京畿道安城市で高病原性鳥インフルエンザが発生したと京畿道が発表した。これに伴い京畿道は、鶏13万羽を飼育している一竹面長岩里の養鶏場をはじめ、周辺の養鶏場を合わせて30カ所を消毒し、計30万9000羽の処分に着手した。

9日■大統領就任4周年で特赦 

 政府は臨時閣議を開き、盧武鉉大統領の就任4周年を記念し、12日付で特別赦免を実施することを決めた。対象となるのは434人で、朴容晟・前斗山グループ会長、金大中・前大統領の側近で大統領秘書室長を務めた朴智元氏、権魯甲・民主党元顧問、金泳三元大統領の二男の金賢哲氏など。

8日■ベラルーシと初の経済科学技術共同委 

 外交通商部によると、ベラルーシとの第1回経済科学技術共同委員会をソウルの外交通商部庁舎で開催、同国に科学技術調査団を派遣し、同分野での交流を促進することで合意した。また、ベラルーシは、首都近郊のハイテク工業団地への韓国企業の進出を要請した。